門松飾り「松竹梅25年」

チャットGTPにご質問

正月が過ぎ去ったことを惜しむ句は何かないですか?

チャットGTPの返答:「門松や 冥土の旅の 一里塚」

という松尾芭蕉の句があります。

(正月飾りである門松を

人生の旅路の一区切りとして詠んで

去りゆく正月を人生の儚さと重ねています。)との事

・・・重い!!

喪失感は判らなくもないですが

メイドの旅路・・・じゃなくて冥途の旅路の一里塚などとは

正月休みロス どころではない儚さ(はかなさ)です

とはいえ 壮年期ギリギリの自分としては

人生の儚さ(はかなさ)などと聞くと

しみ~じみ うなずいちゃったりするのであります。

さて、この句の中にも出てきた門松飾りなのですが

倉庫なのか作業場なのかわからない

当社 ARI装研の事務所の入り口に

本物の門松は望むべくもないのですが

せめて年初の縁起物として

松竹梅の文様をカッティングシートで

作成して飾ってみました。

どうせなら今まで使ったことの無い素材の実験も兼ねまして

前から気になっていた量販店や通販などでよく見かける

「貼って剥がせる壁紙シール」幅60cm×長さ10m

お値段¥3,199といった物を

和風な色合いの3種ほど仕入れて使用してみました。

デザインは歌舞伎や能装束の柄や

家紋や色々な工芸品を調べて

松竹梅の3種をそれぞれ青・緑・紅色の物で作ってみました。

入口のサッシに貼るのでサイズが大きく

1柄につき4分割して作ったものをつなげてます。

柄に関しては・・・ まぁ見たことあるような意匠^^;;

しかし配置がたいへん野暮ったい・・・><;;

うまく言えないのですが、ただ並べただけで装飾感が皆無・・・ 

書道や華道などを学べば 何か配置の妙というか

コツのようなものをを得る事ができるのかもしれません

こういうシンプルな飾付けって本当に難しいですね。

さて肝心のシート素材の使用感なのですが

まず一番に感じたのは「薄い」という事で

ベースの台紙・実際に貼るシート共々

とても薄く コスト重視という感じでしょうか

この様な複雑な形状に切って使うにはデリケートで

手間がかかると感じました。

画像の飾りも実はあちこち切れたり破れたりしております。

壁とか家具とかに1枚で大きく貼るのでしたら

薄い分しなやかなので不慣れな方のDIY使用でも

かなり良い感じに仕上がるかもと思いました。

ただやはりシートですので下地を痛めることなく

撤去の際にきれいに剥ぎとれるか?

という心配はあるかもしれません

今回のガラス面・車の車体などからは

なんとか無事に剥ぎ取り出来ましたが

本来こういう使用を想定していない事もあってか

細かくちぎれて剝ぎにくく、だいぶベタベタが残りました。

価格を考えると費用対効果はかなり高いかもしれませんが

内装等に使用するのはリスクも大きいかもしれません

なるべく近々に クロス壁・建具等への使用も

実験するよう致します。

それはそれとして、せっかく作ったので

営業車にも貼ってみました。

この車体を見た嫁の感想

「和菓子屋さんの営業車になったね・・・」

おまけ予告

次回 「タフティングって何? M・Y 邂逅編」 ではでは~~

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